2007年10月29日
Man to Man G.com株式会社
「オープンソースソフトウェア(OSS)を手がけるコンテンツ・ロジスティック・リナックス株式会社(本社東京都港区:代表 松林長年)は8月1日、米国の商用OSS企業、エンタープライズDB株式会社とコンサルティング・プレミア・パートナー契約を締結した。
コンテンツ・ロジスティック・リナックス株式会社は急成長を遂げるOSS分野への参入を目的にアウトソーシング企業、Man to Man G.com株式会社(本社名古屋市熱田区:代表 田中正次)のグループ会社として6月に設立した。
エンタープライズDB社のリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)「EnterpriseDB」は2005年のLinuxWorldコンファレンス&Expo、データベースソリューション部門において最優秀製品に選ばれた。同製品はOSSの代表的なRDBMSのひとつPostgreSQLをベースに大量データを高速に処理できる能力を持ち、オラクルのデータベース製品と高い互換性があり、OSSデータベースシステムの実用的な普及を期待されている。LinuxWorldコンファレンスはLinuxとOSSの普及を目的とした国際Linux会議でサンフランシスコ、東京など世界各地で開催されている。
「EnterpriseDB」は1CPUあたり年間コストがオラクルの数分の1というコストパーフォーマンスの高さと商用に耐える完成度を兼ね備えたことにより、米国では前年比売り上げ2000%の急成長を遂げている。
コンテンツ・ロジスティック・リナックス社は今後、国内でOSS導入を進める公共・自治体への大量導入や一般企業の既存データベースシステムからの乗り換え需要を見込み、コンサルティングやリセールで初年度2億円の売り上げを計画している。」
2007年9月7日付 時事通信社配信 「時事速報」 jijiwebに掲載