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必要時にご参照ください。
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実録!資格収録体験記 宅建編

宅建

クエスチョン 資格の概要を教えて下さい。
アンサー 「宅建」と良く耳にする方も多いと思いますが、宅建とは「宅地建物取引主任者」
を略したものです。一生に一度の買い物といわれる家・マンションの取引には、
複雑な契約や登記などの手続きがつきものです。これらの不動産取引を公正かつ
安全に行うために、生まれたのがこの宅地建物取引主任者の資格です。
この資格は宅地建物を取引する業者にとっては必須のもので、事務所のメンバーの5分の1はこの資格を所有
していなければならないと法律に定められています。不動産取引には、主に消費者保護の目的から重要事項の
説明が求められていますが、これを行えるのは宅地建物取引主任者だけで、業務独占資格といえます。
クエスチョン 試験概要を教えて下さい。
アンサー 受験資格は特に要求されていません。学歴・職歴など特に制限はありません。
試験の内容としては、土地・建物の権利関係・法令・税務・取引全般に関わる事項から広く出題されます。この試験を主催する(財)不動産適性取引推進機構のサイトに厳密な定義が記載されていますが、実際には民法の総則・物件・債権や宅建業法からかなり幅広い基礎知識を問う問題が出題されます。
クエスチョン 難しい資格のように感じますが、良い勉強法を教えて下さい。
アンサー

この資格を取るには大きく分ければ2つの方法があると思います。まず一つ目は学校や通信教育などの機関を利用する方法、もう一つは独学です。私は後者の方でこの資格をとりましたので、我流ではありますが私の勉強法をご紹介します。

まず一番には試験日を調べる事
当たり前の事ですが大事です。「試験の申し込みをしようとしたら締切日を過ぎていた」「試験日までに日がない」という事を良く聞きます。また、独学の場合はスケジュール管理をしてくれる講師もいませんので、自分の目標がどこにあるのかを知りスケジュールを自身で管理する事が大切です。

次に参考書選びです。
自分に合うものを購入する事が大切です。これも当たり前の事ですが、最初に購入した本が必ずしも自身にベストとは限りませんので、読んでいてしっくりとこなければ1,2冊は捨てるくらいのつもりで、合わなければ別の参考書を探す事も大切だと思います。ほとんどの参考書にはハガキがついており、出版社に返信しておくと法改正の際に改正内容を知らせてくれるので、この返信の作業も重要です。そして自分に合った参考書が見つかったら、とにかく読み込む事です。宅建の場合は、学ぶべき法律が分野ごとに分かれているので、参考書を最初から最後まで順に読むのも良いのですが、読み疲れたら別の分野に取り組むなどリズムをつけて読みこなす事で集中力を長続きさせる事が出来ます。

クエスチョン 参考書を頑張って読みこなしたら次に何をすれば良いのですか?
アンサー 次は過去問題をたくさん解いて下さい。宅建は4肢択一形式ですので、出題の傾向やその流れに慣れる事も法令を
理解する事と同様に大切です。市販でも過去7年間程度の問題集が売られていますので、問題を解きつつ、解けなかった部分に関しては参考書や六法でしっかりと確認をしながら何度も解く事が重要です。また、ある程度問題にも
慣れたら本番の試験と同様に時間を計りながら問題を解き、予想問題などにチャレンジしても良いと思います。
クエスチョン それ以外に何か留意する点はありますか?
アンサー 宅建に取り組む際は、半年から1年の長丁場になる事が多いと思いますので体調管理が最も重要です。皆さんそれぞれに自分に合った勉強法、ペース配分があると思いますのでせっかく勉強をしたのに体調不良で試験が受けられなくなったり、本調子で試験に臨む事ができなかったりといった事の無いよう自分自身を管理する事がとても重要です。
クエスチョン これから宅建資格を取得しようとしている方に一言。
アンサー 私は、今の会社に出会うまで3度の転職を経験したのですが、学校を卒業した事以外は履歴書に書くこともなく、買い手市場ということもあり就職活動では書類選考のみで不採用となる事もありました。「最初のドアを潜り抜ける為に、自分の価値を認めてもらえる何かを履歴書に書き加えたい」そんな思いがこの宅建への挑戦でした。特に今の会社がこの資格を見て私を採用してくれたとは思いませんが、この資格への挑戦は私の中に“自信”として残っています。資格を取るということは決して楽な事ではないと思います。勉強法も大切だとは思いますが、途中でくじけない為にもどのような理由でも良いので「その資格を取って自分が何をしたいのか?」、しっかりとした目的を持って取り組む事が資格取得への近道であると思います。